長島愛生園訪問研修2
2024年8月7日 18時25分昨日の続きです。
施設の見学の後、ハンセン病の回復者である中尾さんから、お話を伺うことができました。90歳になる中尾さんですが、療養所に連れてこられたときのこと、療養所での生活のこと、家族のことなどを、とても前向きに、明るく話していただきました。
中尾さんから、ハンセン病の当事者がどんどん減っていき、いずれ話を聴くことができなくなるので、ぜひこの体験で学んだことを未来につないでいってほしいとお願いされました。子供たちも、たくさんのことを自分のこととして考えることができたようでした。
上の写真は「人間回復の橋」と呼ばれる邑久長島大橋です。この橋により、長島と本土が始めて結ばれました。
※写真の掲載は、中尾さんから許可をいただいています。